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SCMとBPR成功させるポイントとは

-Bizteria経営企画Vol.25掲載記事のご紹介-


<業務改革を進める時やておくべきこと>

業務改革を進める際のポイントは、先ず社員の意識改革が必要です。
何のためにその業務をおこなっているかを意識して知ることから始めます。
あたりまえに日々行っている作業をもう一度見つめ直し、その業務の最終目的をはっきり知ることが肝心です。
日々提供しているサービスや毎日行っている作業にも必ず目的があり、形を変えて人や社会に役立っているはず
だと意識できれば、業務に対する問題意識が
必然的に芽生えてきます。
経営トップは業務改革を推進させるため、変わらぬ方向性=ビジョンを常に示さなければなりません。
また経営者は、業務改革が成功することによって、企業目標を達成したならば、社員へ利益分配を行い、
取引に関わった業者や地域へ還元することも重要です。
そして全社一丸となって、さらなる高いハードルに目標を設定できるのです。
次に必ずやっておかなければならないことは、作業標準書の作成です。とくに物流関連部署はマニュアルが少ない。
現状は、担当者によって作業が語り継がれている場合が非常に多いのです。まず業務と担当者の作業を洗い出し、
業務フローを作成します。それに基づき、1つの動作=作業ごとに正しい作業方法を示し、それを標準化させるのです。
このように正しい作業を決めることで誰でも同じことができるようになります。
システムを導入するのは、こうした一連の作業が終わってからでも遅くはありません。
「自分の仕事に問題意識を持つこと」=「業務改革」です。ぜひ、取り組んでみてください。

<業務改革の余地が大きい物流部門>
 

上記以外で物流に関しての一般的な取り組み方、注意点をご紹介します。
①改革取り組みの範囲を明確にする。サプライチェーン全体を見据えた取り組みが重要
②物流戦略ビジョンを明確にする。業務改革を実施して中長期的にどういう方向へ向かうのか、
 あるべき姿は何かをあらかじめ決めておかないと、改革がブレてしまいます。
③在庫・物流コスト削減。全社的な在庫削減・物流トータルコスト削減の構想を策定すること
④物流集約及び一元化。部門ごとに物流担当をもつなど一元管理できていない企業が多い。
 重複している部分を一元化するだけでも大きなコスト削減が可能です。
⑤商物分離。改革を阻害する商物一体をシステム活用することで管理する方向に変えます。
⑥差別化。物流拠点・在庫配置・受発注・納期・物流コスト・L/Tなど他社比較 
⑦IT活用。基幹システムからの分離を前提にあるべき姿がはっきりしたのであればITの活用を考える。

また、システム再構築を検討する場合、必ず必要となってくるのは
①作業標準書の作成
②現行の業務フローの見直し、なければ作成
③あるべき姿の新業務フロー検討と作成 

物流部門は企業の中で比較的問題がクローズアップされにくい部署です。たとえば、トヨタのカンバン方式は、
部品調達の効率化という点では大変優れた考え方でした。しかし、物流の観点からですとひどいものでたとえば、
朝の
8時半にしか工場への搬入を受け付けないので、それに間に合うように各地から少量の部品を積んだトラックが
工場近くの路上やコンビニの駐車場、あるいは高速道路のパーキングエリアに溢れていました。
必要なものを必要なだけ生産するといった一見優れた考え方でしたが、すべてのしわ寄せが物流部門にきていたわけで、
物流の効率化という観点から見ると改善点の多い仕組みだったのです。
このように、物流は今までないがしろにされていたからこそ、改革の余地が大きいと思います。
物流における業務改革は今後のキーになる可能性があります。ぜひ、御社でも物流のあり方について考えてみてください。


<9億円かかるはずのシステム再構築費用が約3億円弱に納まる>

ここで、弊社がコンサルティングを実施した半導体部品を扱う販売会社A社の業務改革の事例をご紹介します。
A社は全国に12拠点あり、それぞれにシステムが導入されていました。そのため月末になると、各拠点からデータを吸い上げ、
統合するといった作業を繰り返していました。
このような運用方法は大手システムベンダーが一時推奨しておりそれにまんまと乗っけられていたわけです。
データー量も将来を見据え分散する必要性がありませんでしたので、すぐにデータベースを
1カ所に集約してもらいました。
また、販社でしたので、営業部門の力が非常に強く、売り上げの大きい営業パーソンに対して手厚いペイバックを実施していました。
すると、デキル営業パーソンとそうでない人の差が広がり、ノウハウの共有が行われなくなっていたのです。
 
そこで、全員がノウハウを身につけることができるよう、営業ノウハウの標準書を作りました。
注文をもらうまでのノウハウや、商談での話し方といったことまで、それまで個人の能力だと思われていた部分にも目を向け、
取れる営業マンの標準マニュアル初版を作成していき、平均的に注文が取れる『仕事が取れる仕組み』に変えて行きました。
 
一方で、既存の業務フローの見直し~策定、それから作業標準書作りにも取りかかりました。それらをシステム化したのですが、
システム再構築で当初約
9億円かかるといわれていましたが、上記の作業を行った結果、約3億円弱ですんだのです。しかも、
当時の売り上げは
270億円くらい。システム導入後の現在は480億円にまで大きく成長することができシステムも対応できているようです。 
最初にシステムありきではなく、仕事のやり方そのものを見直したからこそ、実現できた事例だと思います。
ITベンダーは次々と新しいシステムツールを売りにやってきます。しかし、そうしたものに迷わされることなく、
本来やるべきことをまずはやるべきです。
ひょっとしたら、システムを再構築する前にしなければならない基本的なルール作りや
決め事も全てシステムにさせようとしていませんか?
具体的に業務改革を行おうとしても、なかなか難しいとお考えの方は多いのではないでしょうか。まず、やり方がわからない。
わかっていたとしても、失敗したときの責任をとりたくないなどさまざまな事情があると思います。
弊社は、提供するサービスに対して、お客様が納得しなければ費用は頂きません。
あたりまえのことですが「ありがとう」と感謝されて始めて代価を頂戴します。
我々のサービスはシステム構築・運用を通してユーザー側の人材を育成するのが大きな目的です。

コンサルティングを行うだけでなく、プロジェクトを通じてお客様側の人材を育てていきますので、
私たちが抜けた後でも、改革が根付くのです。

about:コラム  / 2009-08-20 19:53

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SE 80万人失業? :WEDGE Report / Jun

新幹線でたまに読んでいるWEDGE ドッキリする見出しに思わず手を伸ばした。
大型の手組み案件がなくなり、プラットフォームなどを利用した造らない開発が
主流になるという。また今まで大量の人員で行っていた開発もオフショアを利用して
コスト削減に努めるそうだ。
っとなると国内のSEやPGはいったいどうなるのだろうか?

確かに関西圏、特に大阪市内での大型システム構築プロジェクトの開発案件は
姿を消している。昨年のリーマンショック以来景気が良くなるまで何とか喰い繋いで
辛抱していた中小IT業者も毎月何社かが看板を下ろし始めている。比較的社員の
少ない企業は国からの一時的な助成金で何とか耐えているのが実情だ。
先日、営業と打合せを兼ね東京に出向いたが、東京でもやはりシステム開発や、
運用・管理コスト削減、システム開発プロジェクトの凍結が決まり、江戸時代から
引き継がれていた女衒家業が再編されつつあるようだった。

このような流れの中で下流工程はオフショア化されたとしても、高付加価値のある
上流工程は日本人の強みとして独占できるのだろうか?中国やインドの新興国は
国家戦力としてIT人材の育成を行っており、勿論日本語も教育課程必須のようで、
日本人の持つ緻密さや高付加価値業務を海外勢に取って代わられるのも
そう遅くないようだ。となると、日本人80万人のSEが失業するっていうのも大げさな
話でもなく、そうなる前に何で喰っていくかを真面目に考える時期に来ているのかもしれない。


5年後アジア系のバリバリ仕事をこなすPMの下で

何の抵抗もなく仕事ができるなら話は別だが・・・


It’s up to You.

about:コラム  / 2009-06-06 13:56

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賛否両論 『 海外で勉強して働こう 』

渡辺千賀のブログ:テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし
が今話題になっている。「日本はもう立ち直れない」 だから「海外で働こう」
に賛否両論(J-CASTニュース)経済が伸び悩む日本ではもはや
成功体験ができないので海外へというのが理由だそうだ。
J-CASTの抜粋からだとなかなか真意がつかめないが、
今の日本の最大の問題は政治と言い切っているのには同感。

最近あまり聞かなくなったフレーズ『 世のため、人のため 』
ちょっと昔までは、水戸黄門や大岡越前・遠山の金さん・暴れん坊将軍
など、『 世のため、人のため 』にイイモン役が登場し、悪代官を片っ端から
叩っ斬ってくれていたのだが、最近の日本の政治を考えると
遠山の金さんが桜吹雪を見せたところで、悪代官が心を入れ替え
日本の為に働いてくれる・・・あるわけない。

しかしながら今の日本で本当に成功体験ができないのだろうか?
答えはNOである。確かにチャンスは減ったが、諦めないで人を
育てている会社もある!小さ過ぎでまだ日の目を見ませんが(笑)
ここから巣立った優秀な人材が日本を立て直すと信じてます。

ダメな日本にしてしまったのは今の政治家かもしれないが、
選んだ責任はある。日本を変える歯車の一番下のギアだが
『 世のため、人のため 』 まだまだ諦めていないで歯車を回し続けたい!

about:コラム  / 2009-05-05 10:41

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気になりますか ? 新人のその言動

4月1日

今日から企業人としての第一歩を踏み出した若人も多いかと思う。
先月末、日経プラスワンの記事に新人の気になる言動として9割以上が
気になると答えたのは、 
『 報告、連絡、相談をしない 』 と
 『 話しかけたり注意をしたりしても返事をしない 』  だったそうだ。
どのように注意すれば効果的に伝わるか?という全くおバカな調査もマジメに
行っていて、育ってくる過程で強制的に何かをやらされた経験が少ないので
仕事を頼む時は、目的や理由を説明して納得させるのが有効的だそうだ。
また、自分が承認されることを求めているので先ずは意見を聞いてあげるよう
勧めている。褒められる点は積極的に肯定し、3つ褒めて1つ注意など、
アメとムチの上手な使い分けも新人の気持ちを動かすコツらしい。

ウチのロットワイラーは今年6歳になるが、コイツを育てる時は
1褒めて3叱るしつけをしてしまった。おかげで未だに反抗的な態度をとり、
機嫌の悪い時はいうことをきかない。
犬はさておき、もう一つ仕事中に気になることとして目立ったのが、
携帯メールや私用通話。
先だって、祇園のホステスを伴って食事をしたが、3分に1回
メールをしているのにはウンザリした。
祇園から客足が遠のいているのも納得だ。
昔は茶碗の持ち方から接客方法に至るまで厳しく躾けられたもんだが、
そういうことをする 『 親 』
も少なくなってしまったのだろうか・・・

成人して企業に就職した以上、ウダウダ文句を言っている場合じゃない。
裕福で苦労知らずの一部のコラムニストの話を真に受けて
『意見を聞いてもらえる』とか『褒められた』とか甘ったるい期待は
今のうちに忘れておくべきだ。
世間では生きるか死ぬかの大不況だと大騒ぎしているが、
自殺者が大幅に増えたなんて話は全然聞かない。
(↑と書いた次の日に自殺者の推移を発表していたが、年々増加傾向にあるようだ・・・)

不況の折、何が正しい情報でこの先どう進んでいけばいいのか
自分の目と耳で判断しなければならない。
まして手助けしてくれる先輩などは非常に少ない。


どんなに半人前でも社会人。誇りを持って仕事をして欲しい。

  いつかは笑顔で『有難う』って言ってくれる人がいることを信じて!

    頑張れ社会人1年生!!

about:コラム  / 2009-04-01 16:54

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物流構造改革~儲かる倉庫に変える

3月13日大手町サンケイプラザで行われたロジスティクス
SCMフェアーでコムテックの主催するセミナーを受講してきた。
大手ソリューションベンダーなど次期戦略に向けて何が売れるか?を力説する中、
コムテックはユーザーにとって何が一番必要なのかを事例を踏まえ
システム化の重要性をわかりやすく説いていた。

現場の作業を知る為、MBAを持っているような人間でも
現場倉庫でピッキングや入出庫作業に従事させる。
システム側の人間として、本当に現場が体で理解できているから
偽りでない本当の物流構造改革ができる。
大手ソリューションベンダーも是非見習って欲しいものだ。

about:コラム  / 2009-03-22 19:21

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